耐震補強の方法は様々なものがあり、家ごとに構造や問題点が違うため、これがいい!というものはありません。仙台リフォームセンターではしっかり調査をした上で、どこをどのように補強すると効果的かをご提案致します。
- 基礎の補強
- かなり古い住宅は鉄筋が入っていない基礎も多い時代に建てられています。こうした基礎には表面に鉄筋と同じくらいの強度に増す繊維シートを貼って補強します。また、すでにヒビがある場合には専用の樹脂を注入して補修・補強します。
- 傷んだ部材の補強
- 湿気やシロアリなどにより柱や土台が腐朽してしまった場合は、重度の場合は部材を取り換えます。改善できる状態であれば、硬化剤を注入して補修・補強します。
- 接合部分の補強
- 古い住宅には、接合部に金物が使われていない場合も多くみられます。木材の抜けを防ぐために接合部を金具で補強します。
- 柱の補強
- 柱が土台から抜けてしまわないように金物を取りつけたり、柱・土台・基礎を留め具などで結合し、いわゆる「ホゾ抜け」を防止するホルダーを取りつけて補強します。
- 壁の補強
- 外壁をはがして補強する方法と、室内側から補強する方法があります。ブレース(鉄筋などで作られた補強材)を×印になるよう壁にかけて補強します。